【北千住多頭飼い崩壊】ご報告4
2012年11月26日北千住多頭飼い崩壊の猫たちへのご支援、本当にありがとうございます。
皆様のご厚意は、必ずこの子達に届けます。
にゃんわんプロジェクトの公式Facebookではすでにご報告させて頂きましたが、崩壊現場が大変なことになってしまいました。
前回、ボランティアの皆様のお力により、現場の環境はかなり良くなっていました。ゴミで見えなかった床が出てきたり、生後一カ月程の子猫たち6匹をゴミの中から救出できたりと、見えていなかった未来が少し見えてくるようになってきていました。
北千住里親会の皆様、ボランティアの皆様、サポーターの皆様、たくさんの方々のご尽力・ご協力でここまで来ることができたのに・・・。
ボランティアの方々にお掃除をして頂いた次の日18日夕方、北千住里親会の代表の方から電話を頂きました。
「部屋の中に大量のクレゾールがまかれ、ドアが開放されて猫たちが逃げ出してしまった」と・・・。
頭が真っ白になって、涙が止まりませんでした。
その後、北千住里親会の方が近所に聞き込みをされ、誰が散布したのか分かりました。その部屋の貸し主でした。
急遽、夜の8時から貸し主、北千住里親会の代表、私、それと隣の大家さんで話し合いをすることにしました。
崩壊現場は要するに「また貸し」の状態。大家→貸し主→ねこ達の飼い主。貸し主がこの崩壊現場の状態を大家に知られたくないと、猫たちを追い出す方法を薬局に相談したそうです。そこで勧められたのが「クレゾール石鹸液」でした。
通常は数十倍から数百倍に薄めて使用する物なのに、500mlの原液を全てまいてしまいました。
部屋に入っただけで、全身クレゾールの臭いがこびりつきます。建物の周囲半径100mはクレゾールの悪臭が漂って、最悪の状況です。
怒鳴りたい気持ちをぐっと抑え、なんとか合意することができました。
里親会が保護活動をおこなっているので、邪魔はしないこと。クレゾール等の薬品は二度とまかないこと。お隣の屋根裏に入っている猫たちを保護し、入り込まない措置をすること。近所の屋上での糞尿被害の調査をすること。保護活動には時間が必要なことを理解すること。
主に上記の事をお約束頂きました。
すでに半分以上の猫たちの手術を終えているのですが、まだまだ時間がかかりそうです。
いつもお願いばかりで申し訳ございませんが、ご支援よろしくお願いします。
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よろしくお願い申し上げます。