【北千住多頭飼い崩壊】ご報告3
2012年11月17日
北千住多頭飼い崩壊の猫たちへのご支援ありがとうございます。
本日、11月17日北千住の多頭飼い崩壊の現場に行ってまいりました。
ボランティアの方も5人参加して頂き、お掃除をして下さりました。かなりゴミも減ってきました。
貴重なお時間にお手伝いいただき、ありがとうございました。
ゴミもあと少しになりました。
現状を少しご報告させて頂きます。
悪いご報告と良いご報告があります。
まずは、良いご報告から。
掃除のボランティアの皆様が、ゴミの中から6匹の子猫を発見してくださいました!生後一カ月程と思われます。
丁寧に一つ一つのゴミを仕分けして頂いたおかげで、この子たちを傷つけず保護することができました。本当にありがとうございました。
一匹の子が風邪をひいている可能性がありますが、みんな元気です。
ゴミの中のダンボールに入っていたそうで、周りより暖かい環境だったようです。本当に良かった。
悪いご報告です。
何度か現場に行って、気になっていたことがあります。それは・・・「猫の数が毎回大きく違う」です。
初めて行った時は30匹以上いましたが、別の日に行った時は10匹程度、また別の日には15匹程度、と毎回変わってきます。外に出かけているのかと思っていたのですが・・・実は隣との壁を破って、そちらの屋根裏に逃げ込んでいたようです。
壁には数か所の穴が開いていて、自由に出入りできるようです。一部は猫たちが自分で開けたようです。
ちょうど、その部屋で入居者の募集をしていたので不動産屋さんに連絡し、中に入れてもらいました。
にゃんわんプロジェクト協力企業の、(有)カシワエアシステムの社長さんにも現場に足を運んでもらい見て頂きました。
中はとても綺麗にリフォームされていましたが・・・臭いがキツイ。やはり、隣の現場と同じ臭いがします。
まずは隣(崩壊現場)との壁の状況を確認するために、ユニットバス上の点検口から覗くと・・・子猫のミイラがありました。予想はしていましたが、やはりショックです。
押し入れの点検口からも状況を確認しようと開けましたが・・・重い。開けてみると、隣の部屋で見たことのある子が蓋の上から顔をのぞかせる・・・やはり、この天井裏が隠れ場所になっているようです。
不動産屋さんと話しているとやたら「処分」「処分」という言葉が出てくる。「悪いのは猫ではない」と説明してもなかなか納得してもらえません。とりあえずオーナーさんに連絡してもらうことになりました。
帰宅後、隣の家のオーナーさんから連絡があり、現状報告と今後の方針をお話しさせて頂きました。
5年ほど前から糞尿の臭いに悩まされていたそうで、耐えられなく部屋を出て行った人もいるとのこと。かなり深刻なお話をされていました。
また、新たな問題も教えて頂きました。お話によると、崩壊現場の屋上もすさまじい状況になっているそうです・・・やはり糞が大量に放置されているようで(泣)・・・天気の良い日には乾燥した糞が舞って大変な状態とのこと。やっと部屋が片付いてきたのに・・・早急に対応する必要があります。
オーナーさんには、可能な限りの事は協力させて頂くとお約束し、少し時間を頂けるようになりました。ご協力もして頂けるようになりそうです。早いうちに北千住里親会の代表の方と私、オーナーさんで話し合いをして、最悪の事態を回避できるように頑張ります!
猫たちに罪はありません。皆様のご協力、よろしくお願いします。
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